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石田みゆきさん(大学生3年生 21才)はアメリカ留学を1ヶ月でリタイア。
「伝えたい気持ちは凄くあるんですけど、どうしても文法にこだわってしまって…。」
そこで、突然アメリカ人を登場させると…。
"What may I call you?"(あなたのお名前は?)
「Nice to meet you.」(はじめまして)
"How long did you study overseas?"(海外でどの位勉強しましたか?)
「…………?」 |
文法どころじゃなくなってしまう。
「は、速くて聞き取れない。」
聞き取りが出来ないと、英会話は成立しない!!
『人は言葉を聞くことで言語を習得します。ですから聞き取ることが出来ないと、言葉を話せるようにはなりません』
(玉川大学文学部外国語学科教授 中田憲三先生)
※お詫び・訂正:放送上、教授のお名前が中田敬三教授となっておりました。お詫びと訂正を申し上げます。 |
人は音を聞き取る事で発声と言葉を覚える。
つまり英会話の第一歩は言葉を聞き取ること!
そこでこんな実験!
〓"I ate spaghetti for lunch."〓
(今日昼食にスパゲッティを食べました)
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「Today,from and lunch.」
「Today,I */+\@ lunch lunch.」
「It's a beautiful today.」
結果、正しくヒアリング出来た人は100人中たったの10人!
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次に、日本語の出来ない外国人に、同じ様な実験をしてみると…。
〓「今日お昼にざるそばを食べました」〓
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"キョウ オヒルニ サルソバ アリマシタ。"
"キョウ ヒルニ ザルソバ ヲ タベマシタ。"
"キョウ ザルソバ ヲ タベマシタ。"
なんと半数以上の外国人がクリア!
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日本人は英語を聞き取れず、外国人は日本語を聞き取れる。
その違いは何なのか?音質を分析。(実験協力:日本音響研究所)
するとある違いがあらわれた。
それは周波数!
日本語の周波数が、最大1500Hz(ヘルツ)なのに対して、英語の周波数は3000Hz(ヘルツ)と日本語のおよそ倍にあたる周波数を持っていた!
高い周波数と聞き取りと、どんな関係があるのか?
高い周波数をカットした英語を聞いてもらうと…。
「中学生くらいの時に習った発音で、とてもわかりやすかった。」
日本人が英語を聞き取れない原因はこの高い周波数。
これは聞き慣れない音を脳が雑音として処理してしまうから。
各国の周波数を測定してみても、日本語だけが周波数が低い!
これが日本人が英語を聞き取れない致命的な原因。
では、解決策は?
『普段聞き取る能力は30〜40%しか使われていません。訓練によって、広い音域の言葉を聞き取ることが出来るようになります』
(東京都立大塚病院耳鼻咽喉科医師 川井田政弘先生) |
高周波に耳を慣らせば英語を聞き取れるようになる!!
そこで周波数が英語に近い音楽を探してみた。
するとクラシックのフルオーケストラ、特に弦楽器が多く使われているモノが良いという事。
例えば交響曲で有名なモーツァルトなど。
1ヶ月で留学をリタイアした石田さんはさっそく高周波の耳作りに挑戦。
一週間、ひたすらモーツァルトを聞き続けることに。
しかし、ここでもう一つ問題が。
それは英語を話すこと!
石田さんに中学生レベルの簡単な童話の文章を読んでもらい、録音。
それをアメリカ人に聞いてもらうと…。
「わからないわ。」
「もう少しがんばらないとね。」
「一部分しかわからなかったわ。」
『日本人の英語が通じにくいのは、日本語と英語の発音形態が全く違うからです』(玉川大学文学部外国語学科教授 中田憲三先生)
※お詫び・訂正:放送上、教授のお名前が中田敬三教授となっておりました。お詫びと訂正を申し上げます。 |
確かに日本語の発音形態は子音の後に必ず母音が来るのに対して、英語は子音の連続。
しかしこの発音形態の違いだけが問題なのだろうか?
そこで分析!
【音楽的分析:日本語と英語の発音の違い、アクセントについて】
(協力:東邦音楽大学 助教授砂原悟先生) |
絶対音感を持つ砂原先生に会話の一言一言に音階をつけ、音符におこしてもらうと…。
【英語】
「タン・タン・タルン・タンみたいな、スイングしてる感じ。」
起こした音符をピアノで演奏してもらうと、英語は音階に幅があり、抑揚もハッキリ、例えるならジャズのようなリズム。
【日本語】
「"中一から"とか、"吹奏楽"とか、同じ音がタ・タ・タと並ぶ。」
ピアノで演奏してもらうと日本語は音階の幅が狭く、リズムも平坦。
さらに明らかに違っていたのが音の強弱のパターン。
日本語→アクセントが一定。
英語→強弱がはっきり。
石田さんの英語も日本語と同じように平坦なリズムで話していたためアメリカ人には聞きずらかったのだ。
また日本語と英語の発音にはさらなる違いが!
それは発声をするときの口の開け方。(実験協力:市川リハビリテーション病院)
英語→アゴを大きく動かして話す。
日本語→アゴの動きが極端に小さい。
アゴの運動量を測定すると、英語の運動量は日本語の倍!!
さらに日本語と英語は発声の時の呼吸にも大きな違いが!(実験協力:浜松フォトニクス)
日本語→息の出方が弱い。
英語→息の量も強く、距離も長い。
英語は腹式呼吸をしているのだ。 |
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アメリカ人に通じやすい英語を身につけるには抑揚をハッキリつけ、リズムをつかむこと。
そしてアゴと舌の基礎体力をつけることが大切。
そこで英語をそんな運動面から研究している中田教授の元で特訓開始!
(中田教授HPアドレス:http://www.f4.dion.ne.jp/~kenmac/index.html)
まずはアゴと舌の筋肉を鍛える基礎トレーニング。
「ラッ、ラッ、ラッ、ラッ、ラララ、ラララ、ラララララ。」
続いて英語に抑揚とアクセントをつけるため、リズムにのって発声。
「アゴががくがくしちゃって。今まで使ったこと無かったから疲れました。」
石田さんはこの日から全身を使った英語の特訓を開始。
腹式呼吸の発声と抑揚をつける練習を続けて1週間。
アメリカ人の前で特訓の成果を発表します。
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「Hello. My name is Miyuki. I'm from Sendai,Japan.My hobby
is……」
「抑揚があって、発音もとてもいいです。」
アメリカ人達の反応も上々。
お次はヒアリング。
"Can you tell me the reason that you want to study
English?"
(あなたが英語を勉強したい理由は何ですか?)
「I want to make some many many friends in the world.」
(世界中に友達をたくさんつくりたいからです)
ヒアリングも見事に聞き取れた!
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英会話上達の道は英語を聞く耳と、話すための基礎体力をつけることが大切!!
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